JETSON NANOで遊ぶ!【リアルタイム画像類推編】

今回はJetson Nanoでリアルタイム画像類推についてです。

1.jetson-inferenceの構築
Jetson NanoにはGitHubでjetson-inferenceというサンプルがあるので、これを試してみました。
以下の手順で、構築しました。

$ git clone https://github.com/dusty-nv/jetson-inference
$ cd jetson-inference
$ git submodule update –init
$ mkdir build
$ cd build
$ cmake ../
$ make
$ sudo make install
$ sudo reboot

2.サンプルを試す
$ cd jetson-inference/build/aarch64/bin

・ペットボトルが検出されるか?
$ ./detectnet-camera –camera=/dev/video0 –network=googlenet coco-bottle

以下は、結果画像です。77%の割合で検出されました。

detectnet-camera

・ペットボトルがどのように認識されるか?
$ ./imagenet-camera –camera=/dev/video0 –network=googlenet

以下は、結果画像です。23,25%の割合で薬箱もしくは常備薬戸棚として認識されました。(笑)

imagenet-camera

面白いですね~。

3.自分作成済のものを試す
それでは、昔PC上で私がちょっと作成してみたもの(一部)もJetson Nanoに落として、試してみます。
※python3で開発したもの。

・物体認識
以下が結果画像です。

物体認識

丸で色のついた部分で物体認識されているようです。

※本当は動画で物体が動く軌跡が描かれるんですが、動画サイズが重いので割愛。

・顔認識
以下が結果画像です。

顔認証

赤の四角で顔が囲まれていて認識されています。

必要なpython3のライブラリをインストールする必要がありましたが、ちゃんと動作しました。

次回はTensorflowをインストールして何か作成してみようと思います。

※最終的にはJetBotを試してみたいです。


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