JETSON NANOで遊ぶ!【セットアップ&起動編】

年明けの1月15日~16日、「JETSON NANO」を1台手に入れたので、早速遊んでみる事にしました。
まずは、セットアップから起動までを試してみました。

1.事前準備

①JETSON NANO:
手に入れたもの

②microSDカード:
microSDXC 128GB SanDisk サンディスク
Extreme UHS-1 U3 V30 4K Ultra HD A2対応
SDアダプター付 [並行輸入品]

51dSMyaGedL._SY90_

③ACアダプター:
SUCCUL ACアダプター 5V 4A 大手メーカーOEM社製品 センタープラス スイッチング式
最大出力20W 出力プラグ外径5.5mm(内径2.1mm)PSE取得品

41FqZ-NCSEL._SY90_

④ジャンパーピン:
Bullet ジャンパーピン(小) 取手付き JP04
※ACアダプターを使用する場合、基板のJ68にジャンパーピンを挿してあげる必要があります。

41REeIwtjoL._SX90_

⑤USB Wifiドングル:
Buffalo WLI-UC-G301N
※昔Wifiハッキングで使用していたもの(笑)
※今後NVIDIA SDK Mangerを使用する事を考慮しSSH接続させる為、必要としました。
※microSDにインストールしたアーキテクチャはarm64で、SDK Managerはamd64で動作する為。

②~⑤は自分で手配・購入しました。

以下は、今回の接続イメージです。

jetson-nano-接続状態

2.セットアップ

下記URLを参考にmicroSDへのOSイメージの書き込みを実施しました。

https://developer.nvidia.com/embedded/learn/get-started-jetson-nano-devkit#write

3.起動

以下は、OSが起動されログインした直後の画面です。

jetson-nano-ログイン直後

※初回時OSが起動された際にはちょっとした設定手順があります。

取りあえずは成功!といった所でしょうか。

4.Wifi接続の設定

起動後にいちいちコマンド実行してWifi接続するのは面倒ですので、OS起動時に自動接続させるように起動スクリプトを作成しました。

/etc/rc.localファイルにその内容を記載し作成しました。

以下は、その内容です。

————————————————————————–
#!/bin/sh -e

nmcli device wifi list
nmcli device wifi connect <ここは接続先のSSID> password <ここはパスワード>

exit 0
—————————————————————————

セットアップしたUbuntu 18.04.3 LTSでは、rc-local.serviceが既に自動起動されるように設定されているので、/etc/rc.localファイルを作成するだけでOKでした。

以下コマンドでOSを再起動し、Wifi自動接続される事を確認しました。

# shutdown -r now

5.SSH接続の設定

セットアップしたUbuntu 18.04.3 LTSでは、SSHが既に自動起動されるように設定されているので、特に何もしなくてもOKでした。

ホストPCからJETSON NANOのIPアドレスへSSH接続し、無事接続される事を確認しました。

次回はホストPCにVMwareでUtbuntuをインストール、そこにVIDIA SDK Managerをインストールし、JETSON NANOとの開発連携をしてみようと思います。


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